Lost Words
    神は始め、天地を創造された。「光あれ。」――こうして、光があった。
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  第六章のあらすじ 
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 船上で戦うロイド達は、いくら攻撃を加えてもダメージを受けない海上の光球に、苦戦を強いられていた。
 「あれは、イクシオンの『分身』のようなもので、本体ではないのではないか」副船長の言葉が真実かどうか、突然光球は跡形もなく『消えてしまう』。

 一方、海底神殿で、ついにイクシオンと接触したティナたち。
 優位に戦闘を進めていくも、最中、ティナがふと目にした手鏡を拾ったことで、状況は一変する。
 手鏡を返せ。
 石版に呑まれて意思を失ったイクシオンから紡がれた、『意思を伴った』怒りの言葉。
 その手鏡こそが『妾将軍の秘宝』なのか。
 ティナの手にある鏡の背面には、なじみのない古い文字で、『カレン・クリストファ』と書かれていた。

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