Lost Words
    神は始め、天地を創造された。「光あれ。」――こうして、光があった。
 | Back | 目次 | Next | HOME | 
  第三章のあらすじ 
* * *
 さらわれた混血児の子供を探して、砂漠を行く海賊の船長ロイドと副船長。
 その道中突然、盗賊たちに襲われた彼らは、一帯を仕切る賊の頭が、さらった子供たちを、遺跡『死に絶えた都』に隠していることを突き止める。

 緑の館に訪れた、マリアに似た娘と連れ立ち、アクアジェラードを歩くカイオスは、そこで、アルフェリアの姉であるジュレスと、ウェイに遭遇する。彼女たちが、瀕死の意思あるダグラスを助け、匿っていることに加え、持っていた闇の石板を盗まれたことを聞いた彼は、マリアと連れ立って、情報屋のところに向かった。
 情報屋の女から、求めるものが死に絶えた都にあると悟った彼は、マリアに似た娘と、情報屋の女とともに、遺跡を目指すことになるのだった。

 シェーレンの城に滞在するアルフェリアは、不穏な気配に呼びかけられる。
 シェーレン国に巣くう闇について、聞きたくないか。
 その答えを探るべく、彼は、声に促されるまま、死に絶えた都を目指すことにするのだった。

 そして、カイオスの出て行った緑の館で、一人仲間たちの帰りを待つティナのところに、傷を負ったナナシ――クルスの兄が訪れる。
 砂漠で話をしていたら、突然襲われ、クルスが連れ去られてしまった――
 それを聞いたティナは、すぐに死に絶えた都へ向かう決意をする。
 そんな彼女の前に、石板に操られた少年が立ちはだかり、彼女を一瞬で遺跡に転移させる。
 たった一人、遺跡にたつティナの前に、闇の石板に乗り移っていた、七君主が立ちはだかったのだった――。

* * *
 | Back | 目次 | Next | HOME | 
Base template by WEB MAGIC.   Copyright(c)2005-2015 奇術師の食卓 紫苑怜 All rights reserved.