Lost Words
    神は始め、天地を創造された。「光あれ。」――こうして、光があった。
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  第五章のあらすじ 
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 クルスが語る、100年前の歴史。
 それは永きにわたる戦争の末、『不死鳥憑きの巫女』を生贄に捧げようとする動きがあった。
 その暴挙を止めようとしたただ一人の男、『ストラジェス』。
 彼は、戦争を止めるため、『決定的な力』を欲し、その結果『属性の根源』を操る四属の神剣の力を制御する魔具を作り出す。
 しかし、強大な力を手に入れて狂ったストラジェスは、正気をなくし、『光の石版』と同化して彼に対抗できる力を得た四属性継承者と、不死鳥憑きの巫女『ティアーナ・カルナ・ティウス』の前に、敗れ去った。

 そして、現在。
 その歴史を語り終えたクルスの元へ、キルド族の少年が訪れる。
 クルスを挑発し、もう一人の『風の属性継承者』であるウェイに、『属性の力を結集するため』、フェイを襲わせた少年は、
 『ストラジェスが復活した』。
 そう言って去っていってしまった。

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