Lost Words
    神は始め、天地を創造された。「光あれ。」――こうして、光があった。
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  第八章のあらすじ 
* * *
 その昔、息子を失った一人の男『ダグラス・セントア・ブルグレア』が、自身の身に魔族を宿らせた。
 世界の破滅を願ったダグラスの求めに応じ、その魔族――七君主マモンは、魔王の復活の呪文を唱える。
 そして、事が達成されようとしたとき、一人の少女の呪文が完成した。
 並み居る属性継承者の中でも最高位の属性、『火』の属性継承者である、ティナだからこそ操れる、召喚術。
 『不死鳥』。
 流転の女神。
 土壇場の召喚劇は、見事に成功し、ティナは魔王復活を一応は止めることができた。
 しかし、強大な力の激突の余波を受けて、せっかく集まりかけていた六つの石版は、再びばらばらに砕け散ってしまう。

 そして――

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