Lost Words
    神は始め、天地を創造された。「光あれ。」――こうして、光があった。
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  第二章のあらすじ 
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 人売りのザラーに、デライザーグに連れて行かれた、王女アベル。
 ついに仲介人に引き渡されようとしたところを、突然現れたなぞの赤髪の男と、ローブの男に助けられる。
 緊張の糸が切れて、つい眠ってしまったアベルを、彼らはとりあえず運んでいた。

 一方、デライザーグに到着したものの、その容姿のせいで検問で止められてしまったカイオスとクルス。
 ゼルリアの女将軍『赤竜』サラの登場で、何とか入国を果たす。
 ゼルリア城への道中、今は崩壊したアレントゥム自由市に任務のため赴いていた、ゼルリア将軍『黒竜』アルフェリアと合流した一行は、しかし道の真ん中で、大声で言い合いをする、見知った男女を発見する…

 仲間たちとはぐれたまま、ゼルリアの首都デライザーグに到着した、ティナ。
 あてなく歩いていた彼女は、アベルと思しき少女を背中に乗せた、赤髪の男と、ローブの青年を発見する。
 アベルが眠っていることから、何か様子がおかしいと直感した彼女は、往来の真ん中で、彼らを呼び止めたのだった…。

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