Lost Words
    神は始め、天地を創造された。「光あれ。」――こうして、光があった。
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  第一章のあらすじ 
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 ロイド率いる海賊船に送られて、ルーラ国に降り立ったティナたち。
 石版があると思われる堕天使の聖堂に入るためには、ミルガウスとルーラ国の発行する印がなければならない。その一方を手に入れるため、カイオス・レリュードだけが単身ミルガウスに向かうことになった。

 一方の、ティナ、アルフェリア、アベル、クルス、そしてジェイドは、ルーラ国首都への最中、一人の少女を助ける。
 どこかしら狙われている風であった彼女の名は、テスタロッサ。
 時は遡るシルヴェア国。
 若きバティーダの積極策に押されたルーラは、第四王女テスタロッサを政略結婚に遣る。
 相手は、シルヴェアの異民族王子。ドゥレヴァの養子フェイだった。
 その屈辱的な立場に関わらず、王子の人柄に惚れたテスタロッサだったが、彼は、その後『石版決壊』の容疑をかけられ、『死んで』しまう。
 そんな、おいたちを話しながら、彼女は自らルーラ国への案内を申し出るが、その背後には、なにやら事情がある風だった。

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