Lost Words
    神は始め、天地を創造された。「光あれ。」――こうして、光があった。
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  第六章のあらすじ 
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 シェーレン国第四王女テスタロッサを助け、王都に送り届けた副船長。
 自身の危うい立場の中で、父王に命を狙われた娘は、危険な王宮へと進んで帰っていく…。
 それを見届けた男は、黙って彼女に背を向けた…。

 一方で、堕天使の聖堂を探索するティナとアルフェリア。
 霧の中ではぐれてしまった。
 旧知の女――『姉』のジュレスと再会するアルフェリアは、かの地の『時間』の感覚が、おかしくなっていることに気付く。
 そんな中、聖堂の村で待つクルスたちのところに、カイオス・レリュードが合流していた。
 ティナたちの行く先を聞いて、休む間もなく聖堂に向かうカイオス。
 そんな彼の仕種が、ぎこちない――深い傷を負っていることに、ただ一人、クルスは気付いていた…。

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