Lost Words
    神は始め、天地を創造された。「光あれ。」――こうして、光があった。
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  第四章のあらすじ 
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 意思のないカイオス・レリュードと、ダグラスを相手に、苦戦を強いられるクルスとアルフェリア。
 生け捕りにされ、なす術もなく考えを巡らせるアルフェリアは、ここで始めて、カイオス・レリュードと七君主との関係を、疑い始める。
 一方で、遅れて遺跡に到着したティナ、副船長、そしてアベル。
 空間魔法によって、アベルを人質に取られたティナは、カイオス・レリュードの狂剣を抵抗することもできずに、受けるしかない。
 剣が彼女を貫く直前、不可思議な光が周囲を包み込み、ティナの姿はそこから消えていた…。
 気が付いて、自分の無事に呆然とするティナに、声が掛けられる。
 半透明に透けた、幽霊。
 金の髪をした、十才ほどの少年は、自身を『ティナを助けたのは自分で、名前はカイオス・レリュードだ』と名乗った…。
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