Lost Words
    神は始め、天地を創造された。「光あれ。」――こうして、光があった。
 | Back | 目次 | Next | HOME | 
  第五章のあらすじ 
* * *
 死に絶えた都に連れ去られ、再び七君主と相対したティナは、不死鳥の召喚に失敗し、七君主の闇に捕らわれてしまう。
 そこで彼女が出会ったのは、かつて、カイオス・レリュードに関わり、命を落とした女性−―『マリア』だった。
 『未来』を自らの夢に見る力のある彼女は、七君主の闇に捕らわれてしまったティナを導き、そこでシェーレンの内部に蠢く『闇』について語る。
 シェーレンの人々にとって、絶対的な君臨者である水の巫女だった彼女は、自らの見た夢のせいで罷免されていた。
 世界が滅ぶ夢。
 絶句するティナに対し、マリアは、ティナ自身その力を持っているはずだと指摘する――。

 一方、他の仲間たちは、それぞれの事情が重なり、死に絶えた都へと集結していた。
 そして、再び邂逅した七君主と、その黒い魔力に捕らわれてしまったティナの、変わり果てた姿に、言葉なく、立ち尽くすのだった…。

* * *
 | Back | 目次 | Next | HOME | 
Base template by WEB MAGIC.   Copyright(c)2005-2015 奇術師の食卓 紫苑怜 All rights reserved.