Lost Words
    神は始め、天地を創造された。「光あれ。」――こうして、光があった。
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  第二章のあらすじ 
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 ゼルリアの北方の地を目指し、ゼルリア王国を目指す道中、泊まった宿で、一行に同行していたカオラナ王女の付き人、レイザ・ミラドーナがカイオス・レリュードを襲った。
 彼女はカオラナ王女に操られていたのだった。
 幸い大事には至らなかったが、そこで話されたレイザの身の上は、堕天使をまとった母親から、父と弟の命を代償にその力を受け継いだ、――そしてその境遇のために、カオラナに付き従うしかなかった、という過酷なものだった。
 呪縛の解けたレイザを真の意味で仲間に加え、ティナたちは改めて、ゼルリアを目指すのだった。

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