Lost Words
    神は始め、天地を創造された。「光あれ。」――こうして、光があった。
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  第四章のあらすじ 
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 光の神剣やストラジェスの神具のことを探るため訪れた、白の学院の古代図書館。
 訪れた者の多識の量に応じて、ふさわしい道を開ける扉を前に、ティナはカイオス・レリュードさえ解読ができない『100年前の古代語』を、すべて完璧に読み解いてしまう。
 自分の過去に改めて疑念をいだきながら、たどり着いた扉の先には、血まみれになった『人間』がいた。
 閉ざされた部屋の中に佇んでいたその少年が呟いた言葉『ティアーナ』。
 それが自らの『本当の名前』と悟った瞬間、彼女の中に、記憶が蘇った。
 『不死鳥憑きの巫女』。
 生贄として死ぬはずだった――『第二次天地対戦を止められなかった』哀しき巫女の記憶が。

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